Sunset Invasion

新しいDLC、Sunset Invasionが発表された

  • ゲーム中盤から後半にかけて、ランダムな地点に新たな西側からの侵略者が現れる。
  • 偉大なメソアメリカの侵略者のために用意された新しい顔グラ、盾紋章、ユニット。
  • アステカの神々への恐れでひれ伏せ。新しいアステカの文化と宗教。
  • 生贄!プロヴィンスを失うとき、黒曜石の祭壇で心臓をえぐられる恐れから逃れられるものは誰もいない。
  • 異教の征服者によってもたらされる恐るべき疫病から生き延びよ。
  • 発売は2011年11月15日。

今回は初の仮想シナリオ。確かに中盤以降中だるみがあるが、かと言ってモンゴルみたいにルール無視の強さだとショボーン。公開されているSSを見ると悪い予感が当たりそう。こういうお遊びがあってもいいと思うけど、本編にもう少し改善して欲しいところがあるからなぁ。

コメントを見ると批判的なものが多い。
開発側の発言を拾ってみると、

  • モンゴル同様、プレイヤーは彼らを選択できない。
  • (予定されている4つのDLCに含まれるのかという質問に対して)いくつの拡張パックが提供されるか言ったことはない。それにこれはメジャーなDLCとみなしてない。
  • 彼らは馬に乗ってやってこないが、すぐに適応する。
  • 次のパッチはもうすぐだ。

アビシニア王国 その3(おわり)

 デスタ1世が死去していとこの子かなんだか忘れたけど、ンヤラ1世が即位。しかし即位直後に反乱を起こされる。

勝ち目無さそうなのですぐ投降。すっかり忘れていたのだがアビシニア王位以外にヌビア王位も持っていて、ヌビア王位だけが残った。新しいアビシニアの女王アラワルド1世。異名が「ジェントル」なのは納得行かない。

そのため王国は分裂。なんてこったい。しかも自勢力外の一族はあるていど血縁関係が近くないと被選挙人として候補に出ない。アラワルドは遠縁なので、選挙で王国再統一を狙ったが無理なことが判明。やけくそで年長相続制にするが…

んで予想はしてたけどイルハン国に攻められる。もうすでにエジプトもイルハン国に征服されている。ンヤラ1世が47歳で死去して次の時代。1283年。

すべてを奪われヌビアプロヴィンス一国…
壊滅的な戦闘は避けていたので5000人の直属軍はほぼ残っている。しかし補給に月30 G以上かかり、とてもプロヴィンス一国では養えない。

セレン1世に連なる家系なのだけど…。

 アビシニア王国はアクスムの反乱が起きて内戦状態の間にイルハン国に攻められる。

反乱中のアクスムとゴンダールだけが残った。このアクスム家は奇遇にも、かつてのヌビア王Solomonid家だ。序盤でアクスムを征服したあと、気まぐれにプロヴィンス一個だけ与えて存続させていた。

アクスムの滅亡を見ずに投了。イルハン国の王権が絶対的で、対外戦争もできなさそうだったから。

アビシニア王国をプレイした感想

  • 接している勢力が少なく、プロヴィンス数も適度なため初心者がプレイ感を得るのにいいかも。
  • 土地は意外と痩せていない。アデンとか奪えれば。それでもエジプトや中東の繁栄っぷりと比べたらしょぼいが…。
  • 土地が広いのか、地形の問題か、軍の移動に時間が掛かってめんどくさい。しかも紅海、ペルシャ湾側では船が一切使えない。
  • (分裂状態にない)ファーティマ朝かセルジューク朝から攻められると極めて厳しい。軍備増強していても倍以上の数で攻められた。こちらが傭兵を雇えないのは宗教または文化のためか。改宗したら雇えるようになるんだろうか。
  • 固有の直属軍は弱い。固有の文化施設によって多少は強化できそうだが。文化施設は他文化にプロヴィンスを奪われると破壊される模様。前線では建てないほうが良い。
  • 直属軍は領土が減ってマンパワーが減っても維持される。けど領土が減りすぎ収入が減れば、補充が難しくなる。
  • 生まれの卑しい(Lowborn)人物がたくさん仕官してくる。文化的に孤立しているため、他国から人材が流れてこない(ただ初期の家臣に繁殖させるよりはLowbornとして沸く人物のほうが優秀だったり…)。
  • やっぱりビザンティンは強いです。

アビシニア王国 その2

大帝タイエ1世のあとを継いだ美人なセレン1世のお話から。

 このころ(1193年)の勢力図。ファーティマ朝はラーティフ朝に置き換わっている。現在のヨルダンあたりにあるユーシフ朝もおそらくファーティマ朝系列。セルジューク朝からはホルムズ太守が独立しているがセルジューク家の一族なので同盟関係にあり攻められない。

んでいきなりだけどセレン1世は34歳で死去。いとこのケス1世が即位。セレン1世から三代女王が続くが選挙制なので全員有能で、女性の評価ペナルティもほとんど問題にならない。

1210年にケス1世が死去し、セレンの末娘デスタ1世が即位。繰り返すけど1世といっても二世は現れておりません^^;

基本的に平和な時代が続き、することといえば嫁婿選びと死亡した大臣の後継人選び。あと金が溜まったら軍事施設を立てる。この頃のマンパワーは9000くらいだったかな。直属軍は3500人ほどになる。

 1236年、ファーティマ朝(に戻っていた)の内乱がおき、リビアに出兵。久々に領土拡張に成功した。

 この頃の勢力図。ファーティマ朝は分裂状態。セルジューク朝はイルハン国にほぼ制圧され、幾つかの小勢力として存続しているのみ。

 カイロのすぐそばまで制圧に成功。しかし分裂している割には敵傭兵のために併合が思うように進まない。

 この頃の西ヨーロッパ。カスティリヤがモロッコを、神聖ローマ帝国が北アフリカを制圧。ビザンティンはまたイタリアやクロアチアを抑えている。

 アラビア半島東端に残ったセルジューク朝の残党を併合。

 アビシニア王の最大版図(1263年)。

アビシニア王国 その1

LoRの最初のプレイでアビシニア王国でプレイして面白そうだったので改めてトライしてみる。そう言えば王国クラスでまともにプレイするのは初めてかもしれない。

 見難いけどアビシニアはアフリカマップの南端。北は同じMiaphysiteを奉ずるアクスム国、東はムスリムのShirazid家。なんて読むんだろ。対岸のRassid家もムスリムだ。

宗教がMiaphysiteだからか、傭兵を雇えない。しょうがないので同じく雇えないであろうアクスムを攻める。

何度かプレイした感じでは、ムスリム二国の動向によって攻める順番を変えるほうが良さげ。この時は先にアクスムを併合した。アフリカの角へ侵攻するも撃退される。

その後アラビア半島に進出。タイズとアデンの一部はどういう経緯か忘れたけどセルジューク家に渡っていた。その後アフリカの角へ再侵攻。この時点ですでに1134年。

二回に分けて攻めたんだったかな。ようやく勝利。1139年。

 その少し前の宗教分布図。異端であるMonophysiteが広まりつつある。異端審問して転向させてゆくが撲滅できなかった。カトリックがあるのはなぜだろ。そっちの方から嫁をもらったのかも。アクスムの北、ヌビアはかなり早い時期にファーティマ朝に併合される。

1143年にタジズを征服。ただアデンの中の土地一個が残ったまま。最終的に奪うことができなかった。北はファーティマ朝、東はセルジューク朝に接してひとまず領土拡張は終了。この時の王は「偉大な」の称号を獲得した。

たまにセルジューク朝の内紛に乗じて攻めてみたりするがあちらは傭兵を雇えるしなかなかうまく行かない。

 何度か独立を求める内戦が起きた。1149年。公爵位を積極的に与えると、公爵二人くらいに派閥で連合されると面倒な事になる(ぜんぶで4つくらいしかないから)。かといって伯を多数直臣にしておくと家臣団の勢力は分散されるが、派閥の動きが掴みづらくなって面倒。王権はリミテッドでも公爵同士の戦争は起きなかったけど、動員兵力を考えてミディアムにする。

大帝タイエ1世の娘セレンが美人かつ超優秀。顔グラはアラブ系だがアフリカ系の化粧している。相続法は選挙制なのですぐ後継者に選んだ。

 ファーティマ朝が退廃蓄積で転覆。その後の混乱に乗じてプロヴィンスを一個だけ奪う。

 タイエ大帝死去。セレン1世即位。1世といっても2世は現れなかったけど…

北を伺うがうまくいかない。

直属軍を試してみた

Retinueシステムがわかりづらかったのでメモ。面倒なので直属軍システムと呼ぶことにしよう。この直属軍/Retinueを創設するには、まずキャパシティを確保しないとならない。上のポップアップ表示の真ん中辺りにあるRetinue Cap:1027というのがそれ。

このキャパシティは、下段に表示されているように、領邦全体の兵数に”軍事的組織化”のテクノロジーの領邦内の平均値を(そのままかどうかわからないが)掛けたもののようだ。上ではテクノロジーの平均が1.3なので総兵力7905のうち13%、1027人がキャパシティ。

キャパシティは家臣の評価で増減しない。直轄地を封臣にあてがっても減らない。軍事施設を立てたり領土を増やせば増える。家臣の反乱が起きればそのぶん一時的に減少するが、キャパシティが不足しても創設済みの部隊が解散されたりはしない模様。

直属軍のタイプは5種類あって、それぞれ創設するのに必要なキャパシティが異なる。おそらく4つは全文化共通で、ひとつは文化固有。ビザンティンの場合、必要キャパシティは最も少ないので600人、最大で1600人かな。上のポップアップはカタフラクト部隊になっている。キャパシティを超えない範囲でなら複数の部隊を自由に創設できる。

どのタイプを選んでも兵数は一部隊500人。重装歩兵一人を賄うために人員2名必要、など兵科によって違いがあるため、兵科構成によって必要キャパシティも異なる。創設コストは30~120程度。維持費はかからないが人員を補充するあいだだけコストがかかる。カタフラクト部隊だと月あたり3.6。多分数ヶ月で満員になったと思うので、補充費は10前後か。非常に高価という事前情報だったが、それほどでもないようだ。

じゃあ直属軍システムはゲームバランスを変えるようなものなのかというと、そんな感じはほとんどしない。

ゲーム開始から130年くらい経過して、10プロヴィンス(うち直轄地5)のアテナイ公のキャパシティが5000ちょっとだった。4部隊運用して2000人。これは軍事施設を優先して立てた首都プロヴィンスと同じか少し少ないくらい。安い傭兵が1500人だからそれよりわずかに多い。同じ強さとは限らないけど。まあ、中盤以降は農民反乱を鎮圧するのに使えて便利かな。

ちなみに直属軍はそれが含まれた軍団を解散しても残る。直属軍だけを選んで解散すると消滅する。一応注意のメッセージは出るがわかりにくく、どの部隊が直轄軍なのか明示されないので何度も間違って解散してしまった。

さてアテナイ公の続き。

宦官のキンキンに裏切られたアントニオス1世は30代の若さで死亡し、生まれたばかりの長女のエウファミアが0歳で跡を継いだ。翌年忘れ形見の弟が生まれた。

ところでエウファミアの母親はたまたまアカイア公の妹だった。おじであるアカイア公はのちにキプロス公位を継承したのだが、反乱戦争に身を投じて敗北し目を潰されていた。しかもその後、地元の伯にアカイア公位を簒奪されていた。ふんだり蹴ったり。

そこで母親をアカイア公にするために出兵。

 ギリシャ半島の付け根で決戦し勝利。

 うまいこと母アレクシアをアカイア公につける。がよく見ると後継者には生まれたばかりの弟が指名されてるじゃないか…。

 成人したエウファミア。なかなか美人だが間違って結婚してしまった。すぐに離婚して弟に継がせるよう画策する。といっても帝国の権威が低迷していて選挙制か分割制しか選べない。

しばらく後のこと、捕虜を片っぱしから去勢してた女帝に対する反乱が起きる。アテナイ公は味方しなかったが、アカイア公たる母は反乱に参加。ぼーっと見てたら育成中の直轄軍を粉砕される。ちょうど通り道だったのね…

帝位を奪われたアンチパトラ。しっかり目を潰されています。怖いよ。これが1167年。
しかし一代で東にも西にも領土を伸ばした女傑なだけあって、帝国各地に領土をもつ最大勢力。そんなアンチパトラが帝権の引き下げを狙った派閥を開始。すかさず参加。

何年後か忘れたけど、見事に成功!

 1181年のアテナイ公勢力図。この他にもう一つ領地がある。

1184年、なんと北に遠征に行った弟が戦傷死。甥があとを継いだ。

 その頃の文化分布図。アナトリア中部はゲーム開始直後にファーティマ朝に奪われたためかエジプト化している。。

 同じ頃の中央ヨーロッパ。クロアチア王国とシチリア王国南部を併合し、ドイツ内乱に乗じてケルンテンも征服。別のプレイでも同じくらい伸びていた。やはりビザンティンの専用CBが効きすぎているように思う。

甥のアカイア公も若くして死に、エウファミアが60歳余で没するまでに4代も世代が変わっていた。しかも選挙制では未成年を後継者に選べないという…(たぶん実子以外)。

このあたりで止めて次はエチオピアのアビシニア王家へ。

LoRの感想とかちょこっと

LoRと同時にアフリカ人ポートレートパック、ビザンティンのユニットパック、ビザンティン用の曲、盾紋章セット2の4つのDLCが発売された。ユニット以外の3つを購入。アフリカ人のポートレートパックを適用してみると…

良い感じ。
しかしヨーロッパ人と簡単に結婚できてしまう。

初めてエチオピアでプレイしてみたけどみんな優秀だ。

子供用のポートレートも用意してあるけど、なぜか長男はアラブ系。ヨーロッパ人との間の子供だからか?土地の文化の影響かも?うまくハーフな顔を生成してくれるといいんだけど。このあとセルジューク朝に攻められて乙…。

気を取り直してビザンティンのアテナイ公ではじめる。1078年ころに王権引き下げのための派閥戦争が始まった。

終結後、がっつり目潰しされてます。

こちらは去勢。

 この人は両方。二度捕まったのかもしれない。

3歳の子供でもお構いなしに去勢だ。

もちろん目潰しも。ポートレートは元のままだけど。女子にも構わず目潰ししてた。

10数人の反乱捕虜が全員目潰しか去勢のどちらかを受けていた。恐ろしすぎる。ただしどの皇帝もそうするわけではないようで、次の代の皇帝は無条件で解放していたみたい(捕虜になった理由にもよるのかもしれない)。

新しい死因に「盲目になったことが原因のあれやこれや」が追加された。

イベントで登場した宦官のキンキン。家宰としてしばらく活躍してくれた。すでに存在するキャラクターを宮刑に処して宦官にすることはできない模様。忠誠+100の修正がついているのだが、代替わりすると消えてしまう。

 再び王権引き下げのための内戦。30年に一度は起きた感じ。以前より増えたようなあまり変わってないような。

内乱が起きていないときは、帝国領再服のCBでシチリア王国とクロアチア王国を攻めまくるっている。

派閥加入・離脱のメッセージはデフォルトだと全部表示されて鬱陶しい。設定で変更可能。

宦官のキンキンは後に領地を与えてやったのだけど、孫の代になって反乱を起こしてくれた。ちょん切るものがもう無いので(てゆうかメニューに出てこない。どうやって切るんだろ)獄死してもらった。

軽くプレイした感じだと、派閥戦争がちょっと多いような。以前は公クラスの小勢力ではまずおきなかったはず。アップデート後は、唯一の封臣(伯)の1人派閥ができる→戦争などで主君の軍事力が低下する→1人で反乱!というパターンが三度もあった。

ver1.07 その1

2時前にSteamでLoRがリリースされた。
さすがにプレイする時間はないので…

ver1.07のリリースノートからマイナーアップデートのうち面白そうなのだけ抜粋。抜粋だけれどもこれでまだ1/3くらい。続きは気が向いたらにしよう。(ちょっと修正あり)

全文はこちら
  • ランチャーはDLCとModの設定を記憶するようになった。
  • プライマルタイトルの元来の首都にならいつでも戻せるようになった(すでに一度首都を移していても)。
  • 帝国を設立するためには少なくとも2つの王国が必要となった。
  • カウンシラーをグレーアウトしている土地に配置することはできなくなった。
  • ヒストリーデータベースをものすごくたくさん変更した。
  • イギリスの敵対者のように1066年の時点でセルジューク朝は動員された状態にした(ビザンティンと開戦した状態)。
  • ポートレートの宗教衣装にかぶりものを追加した。
  • コンスタンティノープルをうまく皇帝にロックしておくためのコード追加(簡単に手放さなくなったということか)
  • ”外国人の征服者”の評価を追加。
  • ムスリムの女性のもつクレームを主張(して開戦)することはできなくなった。
  • 男系相続を採用している国に対して女性のもつクレームを主張することはできなくなった。
  • 封建国家から追放された人物は教会領や共和国に亡命しなくなった。
  • ウィリアム征服王にゲーム開始時に更に3つの城を与え、三勢力の初期の軍事力を修正した。
  • 簒奪戦争で支配者がプライマリタイトルを失った時、その人物は投獄される。
  • 上位のタイトルを新設すると、現在の法がコピーされる(公から王への場合を除く)。
  • まだ誰も保持したことのない新しい上位タイトルを新設すると、そのタイトルヒストリーに現在のタイトルのものがコピーされる。
  • 鎖かたびらのフードをかぶっている人物は全員ハゲにした。
  • 侵攻CBの敗者は、勝者の封臣となったばあい、勝者によって投獄される。
  • 戦闘イベントは最初の数日間は起きないが、その期間が少し長くなった。
  • 息子や娘がほしいアンビションによって繁殖度が向上する。
  • 宗教戦争・聖戦・十字軍は、参戦してうまくやっている(successful)すべてのムスリムの退廃度を下げる。
  • タイトルを取り上げられても弱いクレームしか得られなくなった。
  • 強いクレームを持っていない限り、同じ領邦の他諸侯からタイトルを取り上げることができなくなった。
  • ムスリムの侵攻CBの結果は退廃度に影響を与える。
  • 退廃による反乱軍サイズを少し減らした。
  • 一族のクレームを主張すると、可能なら常にその一族は封臣化される。
  • 大きな反乱(農民反乱ではなく内戦か)を討伐するとすべての直接の封臣に+25の評価が10年間つく。

LoR開発日誌 おしまい…のつづき

コメント欄からいくつか

  • born in the purpleは継承順に影響を与える一つの要素であって、ビザンティンが特定の継承法に制限されているわけではない。
  • born in the purpleと去勢と目潰しはビザンティンだけに許されており、またDLCを導入しないと使えない(去勢と目潰しは帝国から独立した他のギリシャ系諸侯も使える)。
  • 軍と支配者を表すそれぞれの盾を区別しやすくなるよう、グラフィックを少し変えた。
  • カトリックは教会統一のディシジョンを持っていない。
  • 教会統一を発動すると教皇領が残っていれば、その残りは存続する。もし領地が残っていなければ教皇は放浪状態となる。存続しても新たな十字軍を招集できない。
  • ビザンティンは十字軍のようなものを招集できないが、旧ローマ帝国領に対して「帝国領再征服」のCBを持つ。これはキリスト教国に対して使える聖戦CBのようなもの。
  • エチオピアが存続しにくいことについて、宗教を追加したこと以外何も手を加えていない。
  • 新しい顔グラDLCについてまだ何も話せない。公式発表を待て。

LoR 開発日誌 おしまい

微妙に抜粋してあるので全文はこちらで参照してくださいっと。

  • LoRのリリースは来週だ。だから開発日誌もこれでおしまい。
  • 先週言ったように、DLCでビザンティンに加えられるユニークなディシジョンや、イベントや、システムについて話そう。これらは無料の1.07パッチで提供されない。
  • ビザンティン帝国の継承は一点を除いては他のヨーロッパ諸国と同じだ。
  • 皇帝の在位中に生まれた子供たちはBorn in the Purpleという特徴が付く。それを持つものは、親が皇帝に即位する前に生まれた兄たちよりも、強く継承権を主張できる。もし君が皇帝として、単に幸運なだけの鼻っ垂れの若い息子ではなく、有能な長男を後継者に望むなら、幼児を殺す他にもできることがある。
  • 名誉タイトルDespotを長男に与えれば、Purpleを持って生まれたのと同じように扱われるだろう。そして年長という有利さによって継承順の首位に再び立つだろう。
  • 皇帝やその家臣が特定のプロヴィンスを手中に収めれば、ローマ帝国の復活の機会に恵まれる。このディシジョンは基本的に、西ヨーロッパ諸侯がビザンティンをローマ帝国の後継者と認めざるをえなくする。新しいタイトルと新しい国旗を得て、復興ローマ帝国の君主は常にアウグストゥスの特徴を持つ。これは主従関係に僅かなプラスの効果がある。
  • もし望むなら、首都をローマに移すというディシジョンもある。この時代においてはローマはコンスタンティノープルに比べるべくもなく、多額の投資と時間がかかるだろうが。
  • もう一つの重大なディシジョンは東西教会の統合だ。そのためには五大主教をビザンティンおよび正教の元に置き、膨大な信仰値を貯めなければならない。
  • このディシジョンが実行されるとカトリックは異端となる。そしてヨーロッパのカトリック諸侯は転向するかを決めなければならない。
  • ビザンティンの支配者は囚人の目を潰したり、去勢することができることにすでにお気づきだろう。これはライバルを処刑することなく不能にする効果的なやり方だ。
  • 君の玉座を狙ういけ好かない兄弟がいるかね?目を潰されるか、去勢された人物は継承権を失う。そうされた人物が君に好意を持つと思ってはならないが。
  • 去勢されたライバルはともかくとして、ビザンティンでは宦官は重要な役割を果たした。そして時々彼らは君の気を引こうとする。そのような宦官は君の統治に忠誠を誓っており、その選ばれた分野のベテランである。他の諸侯が背いたときでも、優れた将軍として、あるいはスパイマスターとして、まだ彼の尽力を当てにすることができる。
  • 他のイベントは、決定的な戦争に勝った後の凱旋式、ヴァリャーグ、戦車レースなどだ。
  • 最後に強調させて欲しいのは、かつてのローマ帝国同様のヨーロッパ支配をビザンティンにさせるための強化をおこなったわけではないという点だ。ベテランのプレイヤーはローマ帝国の領土を奇跡的に回復できるかもしれないが、もちろん我々はゲームバランスを破壊しないように気をつけている。

Sword of Islam 雑感

LoRがもうすぐ出るということでSword of Islamの感想をちょこっと。タラパニとかカディスとかカラクなどの小諸侯でちょこちょこプレイしていた。

SoIを導入して何が変わるかというと、正確にはよく覚えていないのだけど^^;商品ページからは、ムスリムでプレイできるようになる。一夫多妻制と戦闘スキル(commander traits)も追加されるとあるが、英語版では1.06でみんなに導入されるんじゃなかったかな。日本語版だとSoIに含まれているはず。単独では提供されないのだろうか。

 ムスリムの特徴のひとつは女性や女系に領地の継承権や領有権がないこと。だから女系を通した領土争いも起きない。そもそも女系結婚がない。婚姻関係=同盟関係なのはキリスト教国と同じだし、とうぜん親の遺伝的影響もあるので婚姻が重要でないということはないのだが。

女系継承がないので女系を通してCBを得られないのだが、隣接国にゆるい条件で侵略戦争を仕掛けられることでカバーされている。このため大国がいつの間にか攻められて弱小国に転落していたり、転落していたと思ったら盛り返していたりが珍しくない。伯クラスの支配者はコロコロ変わる。よくも悪くも流動的。

それから女系相続不可をカバーするために一夫多妻制がある(因果関係は多分逆だとおもうけど)。このおかげで息子がいないという状況にはまずならない。というか4人も妻を貰えばたいがい息子余りの状態になる。妻は2人くらいで十分なのだが、3人以下だと権威に傷がつくという…

男子は成人して自分の土地を持っていないと退廃値を少しづつ上昇させる。退廃値が高まると収入が減り、軍にマイナス補正がかかる。100%のままほっとくと別の悪い効果があるんだったかな?このへんはうろ覚え。

で、さほど大きなペナルティではないのだが、徐々に高まるのを見るのはあまり面白くない。

これを下げる方法は2つ。ひとつは戦争だが、単に戦争を起こすだけではダメで、退廃している人物に部隊を率いさせ、攻城戦か野戦をしている状態でなければならない。宮廷にいる他の人物の退廃分は相変わらず加算されていくので、成人男子の一族が多すぎると戦争しててもプラスなんてこともある。

もう一つは一族の男子を領主に封じてやることだが、こちらにも問題がある。退廃値の増加には自分の廷臣だけでなく、家臣の廷臣(の中の一族)もふくまれる。例えば弟を領主に封じてやったあと、その弟がたくさんの息子を持ち彼らが成人すると、その甥たちのぶんも退廃値がどしどし増えていく。

一番簡単な解決法としてフォーラムで提案されているのは余分な男子を投獄、追放、暗殺、処刑すること。しかし家臣の息子たちには手が出せないし、これを毎世代繰り返すのは骨が折れる(それに気分も良くない)。

フォーラムには、なぜムスリムはこの描写に怒ってParadoxの本社を爆破しないんだという書き込みがあったけど、確かにそうだw ムスリムだって常に兄弟殺しをしてきたわけじゃないだろうから。なにより一族を繁栄させるというゲームコンセプトに合っていないように思う。

LoRでは退廃値を下げるディシジョンが追加されるということでバランスが取れればいいのだが。

現在、ムスリムに特有のディシジョンというとメッカ巡礼がある。ただこれ最序盤を除くと必須だ。行かなくても特にペナルティはないが、ちょっとした旅費と数ヶ月留守にするだけで外交ボーナスが付いてしまうので行かない手はない。しかも戦争中でも留守にして問題ないという…。道中で起きるイベントがほぼ固定なのが微妙かな。

継承権の話で思い出したが、ムスリムの継承法はひとつしかない。実力主義。と言っても内戦するわけじゃなくて、能力と地位などで継承順が入れ替わる。後継者がわりかし自由に選べてしまうし、継承法変更のための家臣団の圧力とかもなくくて、ムスリムプレイが寂しい原因の一つになっているかもしれない。

もう一つの変更点、戦闘スキルは地味だ。というか、戦闘スキルの影響が大きくなってもプレイヤーには軍の編成など他の要因で勝てたのかわからない。XX殿が活躍しましたぞ!的なダイアログがないと。

というわけであまりムスリムではプレイしてないし、しても100年も続かない。英語版は安いからとくに不満は感じないが、日本語版は4000円くらいするので、ver1.06を含んでいるとしてもかなり割高に感じるなぁ。