CK2:コンクラーベ

CK2がリリースされてからもうまる4年ですね。最近は流石に熱が冷めていてホースロードもほんのさわりしかチェックしていなかったんですが、コンクラーベでまたプレイを再開しています。いままでの不満がそこそこ解消されてていい感じ。

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最大の変更点はカウンシルが新設されたことです。いままでも同名の組織はありましたが、そちらはポジション(役職)と改名されています。今までは家臣の主君に対する要求は派閥として表現されていたわけです。で、派閥の要求を蹴ると内乱が起きていました。これへの対処がけっこうめんどくさい。カウンシルは派閥反乱を吸収しつつ君主の行動に制限をかけるうまい仕組みになっています。

まず有力な(おそらく最大4人の )(6名まで確認しました)家臣はカウンシルの議席を渇望します。議席を与えていないとオピニオンに大きなマイナスが付きます。議席は5議席分が役職に就いている人物に自動的に与えられるほか、条件次第で無役の人物もアドバイザーとして指名できます。カウンシルに議席をもつ家臣は幾つかの例外を除いて派閥に参加しなくなります。例外というのはたとえば、議会の権限を認めていない状態(empowerされていない状態、議会は必ず存在していて閉鎖や解散はありません)だと、たとえ議席を持っている家臣でもempower派閥に参加して議会の権限を認めるよう要求してきます。

別の例外は、カウンシルが不満(Discontent)になっている時です。カウンシルの反対を押し切って開戦したり、君主が死んで代替わりが起きた時、一定期間Discontentは続きます。反乱を抑えるには有力家臣のほか仲が悪く反乱を起こしそうな人物を議会に取り込めばいいのですが、そうするとおそらく君主の行動に議会で反対されることになりそうです。このカウンシルの仕様のおかげで派閥反乱が体感では3分の1くらいに減っています。このくらいがちょうどいいですね。

カウンシルが満足している時、領内に向かって平和令(Realm Peace)を命じることができます。平和令を命じると3か月の猶予のあと家臣同士の内戦が強制的に終了します(派閥反乱は除く)。これまでは国法の王権レベルによって内戦が制限されていたのですが、王権自体が廃止されたので、内戦を制限するのはこの平和令のみとなりました。これも良い改善ですね。家臣プレイしている時に王権レベルが高まってしまうと、領土を拡張する手段がかなり限られてしまいましたから。

国法は4分野に整理されました。継承法と義務法(税と兵役)は今までどおり。国内法では中央集権化のほか女性の地位や国外勢力への土地の相続を許すかどうかが新たに決められるようになりました。議会法ではどういった問題(開戦、タイトルの付与、剥奪など)を議会に諮るかを決められます。

他に重要な変更点といえば、野戦で敗北した部隊が3プロヴィンスほど先へ逃げるので追撃を受けにくくなりました。なぜ今までこうしなかったんだというくらいの仕様変更ですが、野戦で勝利側になった時は相手を完全に壊滅させられるまで時間がかかります。野戦で勝った時点で戦勝点を60点位くれたらいいんですが。

コンクラーベの不満は子供の養育方針を決めるのが面倒になったこと。いままでも養育役を指名する手間がありましたが、こんどは幼年期と青年期で二度選択しないといけません(養育役の指名は自動になりました)。このあたりは不満があることは認識されてるようで今後のアプデでかわるかもしれません。

 

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