気をとり直して再スタート。今度はスラブ系パガンのオブトリート族で始めてみる。リューベックを擁する3プロヴィンス勢力で公爵級。でも首都はリューベックじゃないんだけど。当面の目標は、ヴェンド帝国を築くことと、できればスラブ信仰を最後まで持ち続けたい。一神教徒に攻められた場合、相手の信仰に転向することでやり過ごせるが、できるかぎり使わない方針。でも分割相続に嫌気が差して気が変わるかも。改革するかどうかは気分次第。改革するにはルーシまで攻めこまないといけないが、そこまで領地を広げるかどうかわからない。
当主の…Msciwoj 一世… ムスシウォジ?wikipediaによるとポーランド読みでムシチュイと読むらしい。わからん。ポメラニア語だとどう発言するんだろう。今後も人名は適当読みで進めることにする。管理能力がゼロなのが気になるが、外交は高い。娘はいるが隣町に嫁いでいるので、やはりぼっちである。家族がほしい。さっそく嫁をもらう。
嫁をもらったらいきなり戦争。まず南のLaczynを攻め服従させた。現在のレンツェンかな?それからさらに南へ侵攻するが三倍の兵力で攻めたのに敗退。兵科の相性なのか(指揮官の能力はどっちもどっち)、この程度の兵差だと負けることが多くなった気がする。仕方ないのでさらに南のNisani族にも宣戦して、傭兵を雇い一網打尽にしてやる。
本拠地のとなりのDyminは娘婿の土地なので攻められない。ここはde jureなクレームで臣従させるしかない。しばらく放置して、ブランデンブルグ周辺に居住するソルブ族を攻める。
若干手こずったが876年に勝利。ポメラニア王位の創設までもう少し。できるだけ早く勢力拡大したい。北にいるシェラン公は例のラグナールの息子なので、他の息子たちを誘って攻めてくることがある。ヨークやスコットランドのノース勢はイベント兵力を抱えて参戦してくることがあるので序盤に攻められると太刀打ちできない。
ポメラニア王位の前準備としてヴェリグラード公位を設立。部族タイトルであるオブトリート族長の称号は失われた。南側にいる大モラビア王国はボヘミアなどが独立して弱体化している。ラッキー。
盲目のスパイマスターJindrich。コンスタンティノープルに潜入させといたら見つかって目を潰された。それでも策謀スキルが16あり、11回もテックポイントを盗んできてくれた。このあとデンマークの抗争に乗じてホルスタインを占領。デンマークの土地はできるだけ削いでおきたい。Dyminを外交で臣従させたあと、ポメラニア連合を攻撃。
881年、デンマーク王国が成立してしまう。予想より早かった。883年には初めての反乱がNisaniで起きる。倒したあと2つあった領地のうち一つを取り上げて盲目のスパイマスターに与える。885年、東フランクが西フランクに吸収され、イタリアはロタリンギアと合併してカロリング朝は二大勢力に集約された。攻めてきそうで怖い…
886年、ついにポメラニア王位を設立。あと560年くらい残っているのにもう王まで上り詰めてしまった。ポメラニア族の女族長を臣従させてほぼde jureな領土全域を統一した。ポメラニア女族長の娘は長男と結婚させてそのうち吸収することにする。889年にはデンマークの内紛にまた乗じてシュレスヴィヒを攻めた。ところが…
西フランクからホルスタインへ聖戦をくらう。一度は撃退できたと思ったが、敵の援軍が多くてどうにもならない。大敗する前に降伏してホルスタインとリューベックを割譲した。ぐぬぬ…。シュレスヴィヒもどうせ奪われそうなので、勝ち戦だったが講和。初めて領土を失う。
活路は西だ。ポズナンやプロシアを攻める。895年には娘をスェーデン公に嫁がせた。しかし翌年、疑わしい事故で娘婿死亡。未亡人となった娘をルーシのブラニスラワの族長に嫁がせるが、こちらも大失敗で、何度も負け戦を繰り返すダメ婿だった。
896年に西フランクで内乱が起き、900年に東フランクが独立した。リューベックの恨み。チューリンゲンやリューネブルクを占領する。報復されそうな気がしなくもない。さらにナッサウ、ゲッティンゲン、マリエンブルクまで攻めこむ。
908年、ロタリンギアから攻められさっさと降伏。マリエンブルク割譲。909年に西フランクでまた内乱が起き、ホルスタイン公が分離したので侵攻する。ハンブルグとリューベック奪取。ハンブルグに遷都した。
そんなさなか、外交力21の三男が殺された。翌年にはポメラニア女公がストレスで死亡。その娘(で息子の妻)があとを継いだ。
911年の西ヨーロッパ。ウマイヤ朝がアキテーヌを征服し、ロタリンギアではイタリア諸侯が反乱。カロリング朝が弱体化してくれるのは嬉しい。ヴェネツィアでは給料を支払えなかったのか、傭兵が本国を占領して、ヴェネツィア政府はフェラーラへ遷都、共和国をやめて王国化していた。
916年、デンマークが準備済みの侵攻をロタリンギアに対して始める。1万以上の兵力。すごいわー。さすがにロタリンギアは他のカロリング家の増援を受けていてまだ倍くらいの兵力差があり、デンマークが敗北したが、いい線いってたと思う。
920年、90歳でムシチュイ一世死去。四人の息子のうちすでに二人が死んでいたが、甥にも領土が分け与えられてしまった。特に大ポーランド公がヴェリグラード公も持っていったのは痛い。大きすぎる勢力は叩かねば。ゲーム終了まであと530年。