RoIの細かいネタ

公式フォーラムで開発の回答などなど。

  • ver2.1以降にセーブデータの互換性はないが、2.0xのセーブゲームを終わらせたい人向けにSteamでは以前のバージョンも提供する。インド側のマップ端のプロヴィンスに手を加えているので互換性を保つのは不可能だった。
  • インド以外のゲームプレイの改善点は、少しだけある。
  • ゲームのパフォーマンスを改善したので、たぶん最速でプレイし続けられるはず。
  • 海戦はない。

PC Gamer の別の記事によれば、ムスリムの退廃 Decadence も修正されるようです。

CK2:RoIの記事

PC Gamer に掲載された記事です。まだ触れていなかったところや以前の情報とは違う部分を箇条書きにします。

  • マップが50%拡大され、400のプロヴィンスが追加される。
  • マップの拡大は、エキスパンションを購入していないプレイヤーにも適用される。
  • インドの君主は三つの宗教のいずれかを奉じる。それぞれの宗教は異なる社会的・経済的なボーナスを与える。
  • 中世ヨーロッパの封建システムは当時のインドの情勢にも合っていた。しかし違いもある。当時のインドは多元的で寛容な社会だった。
  • インド社会の寛容性を表現するため、ベースゲームより簡単に宗教を変更できる。
  • 仏教の輪廻について。子供が生まれると人々は過去の君主の生まれ変わりと考え、そして実際にその特徴を受け継ぐようにできるかもしれない。しかしヒンズー教徒や仏教徒は(このようなゲーム内の扱いを)深刻に受け止めるかもしれない(のでどうなるかわからない)。
  • アフリカのアビシニアとヌビアも拡張される。ミニエキスパンションで追加される予定だったが、今回のに含められた。

Rock, Paper, Shotgun より

  • ジャングルはボトルネックとして設置され、対応する司令官スキルもあるだろう。
  • ヒンズー教徒は戦闘的、ジャイナ教徒は平和的で寛容、仏教徒はその中間でテクノロジーボーナス
  • エチオピア、アビシニア、ヌビアでのプレイを面白くする要素もある。

roi4

インドとスリランカの間の地峡は、この記事によればCK2の時代には徒歩で通行可能だったそうです。知りませんでした。ゲーム的なデフォルメではないみたい。記事のライターは、自身も知らなかったし、ヘンリクもきっとエキスパンションを始めるまでは知らなかっただろうと言っています。

EU4:WoNのレポ

パラドコンのレポートとして incgamers.com に掲載されたもの。箇条書きです。

  • 貿易システムは植民地に続いてエキスパンションで強化されるべき、重要なカテゴリーだった。
  • トレードパワーの一部を奪うための貿易戦争を正当化する新しい手段がある。通常の戦争とは異なり、これによるトレードパワーの移行は永続的で、それを覆すためには相手国はもう一度戦争を起こさないとならない。
  • ライトシップはトレードの保護をしてトレードパワーのボーナスを得ることができた。エキスパンションでは加えて、私掠船として競合者から富を奪うよう命ずることができる。それによってトレード防衛よりも高い補正を得られる。
  • 貿易会社はまだ詳細不明だが、保護領や植民地国家と似たものになりそうだ。ヨハンソン曰く「貿易会社は独自の外交をおこなう植民地国家とは異なり、所有するプロヴィンスを組織化するようなものになる」。貿易会社を特定のサイズにまで拡大すると、追加の商人を得られる。
  • 貿易会社は他の戦術的なオプションも与えてくれる。それによって貿易(母国が離れている場合)やマンパワー(国境を接している場合)に注力することが可能になる。
  • 国のトレード効率(Trade efficiency)にもとづいて内陸のノードにいる商人がトレードパワーへボーナスを与えられるようになる。
  • Vic2の列強に与えられるボーナスのように、スコアの上位勢力にボーナスが与えられるようになる。

CK2:RoIの続報

続報というか、Rajas of India の公式なアナウンスがありました。発売は春の予定。

cap1024

トレイラーはいつもどおり、ちょい見せで大した中身はないですね。追加される要素は…

三つの新しい宗教:ヒンズー教、仏教、ジャイナ教
戦象とジャングル地形
新しい文化的、宗教的イベント
中央アジアまでマップは拡張され、紅海とインド洋の港が開かれる。

商品ページを見ると、ゲームの開始年代は今までどおり(1066年から1337年、OGを持っていれば加えて867年)、カースト制、シベリアを含む中央アジア、インド人特有の顔グラと衣類などに言及されています。

追記:もう少し詳しい地理のスクリーンショットも公開されていました。スリランカとインドは地続き扱いらしいです。せっかくインドまで含まれるならシルクロード的な要素も欲しいですが、イベントでお茶濁されそう…。

EU4:WoNの続報

Wealth of Nationsの続報というか正式なアナウンスがありました。この新拡張の主な追加点が載っています。箇条書きされている4つのポイントだけ書き出してみます。

市場の見えざる手:競合国の間で貿易対立を扇動し、収入を抑圧し、積みあげた富の支配権を握るために密かに行動することが可能だ。

海を占拠せよ:私掠船を雇えば敵の積み荷に損害を与え、貿易を麻痺させることができる。しかしもし捉えられれば戦争という形で報復を受けるリスクが有る。

拠点化:帝国は特定の港を貿易拠点(Trade capital)に指定できる。それは首都とは別であり、内陸のトレードノードを用いることでローカルなトレードルートを強化することが可能になる。

独占と動員:東インド会社を設立し、とどまることを知らない貿易事業を遠方のパートナーにまで広げよ。

海賊でさえ鬱陶しいので私掠船なんて出てきたらどうなることか不安ですが、貿易に手が加えられるのは嬉しいですね。貿易大国を目指そうにも、植民地経営でもしてトレードノードを独占しないと難しい仕様でしたから。

CK2の拡張の情報はまだかなー。

パラドコン 2014

今日から口調をですます調に変えてみます(よくみたら前回からでした)。

Paradox conference 2014が米国の何処か時間で24日に開催されました。てゆうか今開催中なのかな。

PC Gamerが速報っぽいのを掲載しています(via Steam のニュース欄)

HoI4と新作RPGは数日前にアナウンスされていましたが、記事の最後にEU4とCK2のエキスパンションの話が載っています(ソースはTwitterだけっぽいですが)。CK2の新エキスパンションは「インドのラジャ」(Rajas of India)と題され、インドがカバーされて300以上のプロヴィンスが追加されるとのこと。去年末だったか、かつてない規模の拡張が発表されると示唆されていましたが、たしかにスケールだけ見ると巨大です。うちのPC大丈夫かな…

EU4は『国富論』(Wealth of Nations)ですね。貿易にフォーカスしたエキスパンションらしいです。

CK2エキスパンションへの反応をフォーラムで見てみますと、意外と歓迎されていないみたいです。いくつか懸念が挙げられているんですが、兵站の問題(西洋キリスト教国の軍隊がアフリカやインドまでペナルティ無しで遠征できる)、ゲームのAIは人種的無差別主義なので史実ではまずありえなかったような婚姻が増える、PCの負荷が心配、ユダヤ教徒のようにたいした特徴のない勢力が増えるだけ、といったところです。フォーラムの参加者にとってインドがあまり馴染みのない地域ということも関係あるかも。

確かに今の仕様はインドまで含んだマップを前提にしていないですね。セルジュークやモンゴルの台頭をもう少し自然に扱うために中央アジアまで拡大されるのはいいと思いますが。個人的には30ドル出してもいいので肥大化したシステムをオーバーホールして欲しいんですが、その価格になると売れなさそう…

追記:PC Worldの記事によると、CK2エキスパンションでは新たに三つの宗教が追加され、EU4エキスパンションでは私掠船やキャラバン、東インド会社のような要素が追加されるとのことです。