シャルルマーニュ

Twitchで放映されたゲームプレイ映像の抜粋だと思いますが、Youtubeにハイライトとして投稿された動画をみました。

  • イベントによってフランス文化が生じる
  • シャルルマーニュ時代には(少なくとも東欧では)ほとんど Holdings がない(カウンティが貧しい)。
  • 国法( Law )に集権化( Centralization )が新設。
  • 年代記はエクスポート可能
  • Twitch の情報では Hiding (暗殺プロットから身を守る)が可能に
  • (同)ディシジョンによってキャラクターをフランス文化に変更可能
  • (同)政体が Tribal だと選挙分割相続( Elective Gavelkind )が選べる。

集権化は王権と同様に5段階で、低いほど封臣の上限が増えるが直轄地数にマイナス、高いと直轄地上限がプラスだが封臣の上限がマイナスになるようです。また王権と集権化は Legalism テクノロジーが向上するとアンロックされる模様。

選挙分割相続は、プレイヤーの後継者は選挙されるが、先王の子どもたちも分割相続するようです( Gavelkind だとプレイヤー後継者は年長の子に固定されていた)。それから Gavelkind の変更点だと思うんですが、相続に際して王位が新設されたり、戦争なしで兄弟が独立を選べたりするようです(今までは王位が一つだけなら分割相続はその内部で行われ、王国全体が分割されることはなかったためこの穴を塞いだのだと思われます)。

開発はだいぶ進んでるようですが、まだ開発日誌は来てないみたいですね。

 

 

 

EU4:AoWの開発日誌 その1

最近あまりプレイしていないので続けるかどうかわかりませんが、開発日誌を見ていきます。全文訳ではなく、しかもかなり荒っぽいです。


まず最初に海軍の管理の変更点と、地方自治という新概念について話そう。また新しい勢力( nations )とプロヴィンスを追加したこともお知らせしよう。ヨーロッパに対して行ったのと同じくらいの歴史的詳細さを他の地域にも与えるためだ。しかし現在と同じスピードでゲームが展開することは確かめてある。(また)今日はインドについても話そう。

艦隊のアップグレード:艦隊の建造は楽しいものだが、時に面倒だ。特に周りのみんなが最新のツーデッカーを保有している時に、自分は30隻の初期型キャラックしか持っていないとしたら。AoW では艦隊のアップグレードを簡単に行えるようにするつもりだ。艦隊メニューには、艦隊全体を同タイプの新型艦にアップグレードするためのボタンが付いている。ではコストはどうだろう?その地区で艦隊を新造するのと同じ資金が必要で、暫くの間ストレングスは0%のままとなる。これは(コストを抑えるために)艦隊建造用のプロヴィンスで平常時に行うのが最善だ。もちろん、厳密には史実的ではない。戦艦の改装は歩兵に新式銃を与えるより難しいはずだが、ゲームの楽しさを損ねていると思った海軍のマイクロマネジメントを減らしたかった。

艦隊の予備役化:しばらくゲームをすると、艦隊の管理にある点がかけていることに気づく。軍艦は高価だが常に必要というわけではない。一方、貿易艦隊と対海賊用の艦船は常に必要だ。しかし今のところ、財政的な選択肢はオールオアナッシングしかない。フリゲートと貿易艦隊をフル稼働させてしまうと、戦列艦も現金を吸い上げ続けることになる。

だが今後は、各艦隊は港にいるあいだ予備役化することが(しないことも)できる。予備役化すると最低25%まで毎月5%ずつストレングスが低下する。その間は修理されることもないし、港から出ることもできない。予備艦隊の維持にはメンテナンスバーが0%の時と同じだけのコストがかかる。いつでも現役復帰できるが、予備役の時間がながければ、完全に元通りになるまでに相当の時間がかかるだろう。

地方自治:プロヴィンスには「地方自治( Local Autonomy)」と呼ばれる0-100%の値を取るパラメーターが与えられている。これは中央政府からどれだけ独立して行動できるかを示している(例えばそこで起きる出来事に対して君がどれだけ直接関与できるか)。

この値が高いほど君の収入にとってはマイナスであり、その分住民はハッピーだ。もしLA値が100%なら、そのプロヴィンスは所有者に何も提供しない。経済的には。だが反乱の少なさは、短期的には、経済的な価値となりうる事も思い出してほしい。

具体的にはLA値はトレードパワー、税収、生産、マンパワー、宣教師活動、徴兵と造船に影響を与える。特に富とマンパワーの中心となるプロヴィンスでは注意を払う必要があるだろう。30年毎にプロヴィンスのLA値を直接、増減できる。増加を選ぶと30年間にわたり unrest が-10され、LA値は25%分増加する。削減を選ぶと unrest が10増え、LA値は25%分減少する。( unrest って何?というかも知れないが、これは反乱リスクの代わりになるものだ。詳細は来週はなそう)

平常時であれば、それを減少させようとする政府に先んじて、より早く、LA値は1年あたり約1ポイント減少し続ける。占拠されたプロヴィンスでは毎年1ずつ増加するので、最終的に取り戻せるとしても長期の戦争は理想的ではない。非コアのプロヴィンスを征服するとLA+50%だが、クレームを立てるとその影響を40%まで抑えられる。新たな領土で確かな地盤を確立するには時間がかかる。地方自治の概念によって、ゲームのある種の不自然さを回避できるようになった。例えば、海外ペナルティは削除し、その代わりに海外のプロヴィンスはLA値が50%を下回らないようにした。これは我々の考えでは、海外の巨大な領土を管理するときの経済問題を、マップロケーションに基づいてペナルティ(時々ナンセンスだった)を与えるよりもうまく扱えるはずだ。

また明国もいくぶん公正に扱われるようになった。(面白いとはいえず、特定の戦術を取らざるを得なくしていた)ガバメントペナルティは削除され、代わりに Celestial Empire はプロヴィンスのLAを50%以下にすることができず、オルドは25%以下にすることができない。この変更は史実性を高めると考えている。

インド:現在インドは77のプロヴィンスに分けられている。これは1444年から1820年の間に起きた境界の変化を反映するためで、何よりもまして簡便であったからだ。AoWのあとはインドは153のプロヴィンスに分けられる。これによってインドはヨーロッパ並みに詳細になり、特に豊かな地方で細分化されていることに気づくだろう。税収とマンパワーも増加したプロヴィンスの量を補正するために少しブーストした。

想像の通り、インド勢力自身がその地域の中でできることが増えたということであり、またインドの港を奪うためのより史実的な競争が起きうるということだ。また地域色がより明白になったということでもある。どの地域が豊かで、どの地域がまずしいか見分けることができる。同時に全体的な設定、 tags (というのは勢力のことかな?)や文化に新しいものを追加した。


以下、地域的な詳細が非常に長く続く。トレードノードの配置も変更されているようですね。地方自治というのはAI委任ではなく、中央政府の権威がどれだけ行き届いているかを示すパラメータのようですね。

ペルシャ人顔グラ

見落としてましたが5月にペルシャ人用の顔グラDLCが出ていたようです。

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適用されるのはイラン系民族(ペルシャ、クルド等)で、勢力で言うとサッファール朝、サーマーン朝、カレン家など。CK3が出るとしたらグラフィック上の混血をもっとうまく表現して欲しいですね。

孫氏の兵法(?)

EU4のエキスパンションは Art of War

中国周りのテコ入れではなく30年戦争がテーマのようです。意味を取り違えているところがありそうなので原文も参照のこと。

  • 30年戦争:ヨーロッパを荒廃させた宗教対立をあらわす特別なシステムとイベント
  • ナポレオン時代:革命と戦い、あるいは革命のために戦い、征服した土地に一新された従属国を作ることができる。
  • 陸海戦:包囲網された状態から出撃できるようになる。占領地を同盟国に渡したり、属国と同盟国に目標を設定できる。
  • ワンクリックで全艦艇をアップグレードできる。維持費の支払いを避けるために予備役に回すこともできる。さらに艦隊に陸軍を自動輸送する設定を施せる。
  • 課税を減らすかわりに防衛力を強化させることで、属国を敵国に対する防壁に仕立てあげられる。
  • 外交:余剰艦を売却し、属国のCBのために参戦できる。また他国の反乱軍を援護して宣戦可能になる。加えて新しい和平オプション。
  • ゲームプレイ:ワンクリックで軍全体を構築したり、不要なコア州を放棄したりできる。
  • 無料の要素:プロヴィンスレベルでの地方自治、反乱、カトリックの枢機卿、改革システムの刷新、マップデザインの変更。

シャルルマーニュ

GAMESCOM2014でEU4とCK2の新しいエキスパンションが発表されたようです。

CK2は Charlemagne

  • ゲームスタートはほぼ100年さかのぼり769年から。
  • シャルルマーニュのための一連の特殊イベント
  • アングロサクソン年代記のような年代記システム
  • 王国、帝国のカスタマイズ。下級のタイトル名を用いたり、フラッグを変更できたり。
  • 多数の新しい文化。
  • 気候、季節システムの刷新
  • 後見人制度を作り直し

動画には西ゴートやロンバルドの文字が見えますね。文化かな…とおもったらスクリーンショットが公開されていました。やはり文化のようです。西ゴートは710年代に滅ぼされているようなので勢力としては登場しないですね。ピクト文化も見えます。

年代記はEU4で導入されているようなものになるんでしょうか。王国のカスタマイズは以前に要望で見かけたような、内閣や議会の設置といったことができるわけではなさそう。気候も要望を見かけましたが、冬に行軍できなくなるといったことでしょうからゲームプレイが面倒になる可能性がありますね。