以前のデータを継続してるほか、カリブに進出せずアフリカ集中入植してみたり、試行錯誤中です。
序盤でモロッコを攻めてセウタ周辺を併合することが多かったのだけど、このあたりは基本税収が多いこととベルベル文化の特性(コア化する時必要ポイント3倍)により、コア化で膨大な内政ポイントが消費されてしまう。4プロヴィンスで1500くらい。18年くらい内政技術が遅れるはず。しかも内乱鎮圧のために軍を一部張り付かせておかないといけない。
というわけでタンジェだけ併合することにした。内政Pが420ほどかかるが、ほかのプロヴィンスに比べるとトレードセンターがありトレードパワーが+5されるので価値が大きい(ほかのプロヴィンスはたいてい1~1.5)。しかしここのノードはスペインと競合しているので、タンジェ一つ増やしたところで利益を半分くらい持っていかれる可能性があり、アフリカインド方面からの貿易収入は一歩手前のモーリタニア湾や象牙海岸で回収するほうがいいのかもしれない(後述)。
海外領土からの収入は直接税+関税と貿易収入の2つ。前者は毎月、直接国庫に入るが貿易収入はトレードルートを考慮して商人を使って回収しないといけない。直接税には海外領土は-90%のペナルティがかかっており、その他に文化違い、反乱リスクなどのペナルティが加算されると収入効率がゼロの場合もある。それでも収入効率はそのうちゼロを上回るので、基礎税収が大きい地域を優先して植民するほうが美味しい。基礎税収は入植する前に表示されているのでわかりやすい(ランダムイベントでも増えることあり)。貿易価値は特産品に依存するが、あるていど入植が進んだあとランダムに出現するので読みにくい。
アフリカを集中して開拓すればカリブより儲かるのでは…と期待したけどカリブの豊穣さはずば抜けていた。アフリカはいくら開拓してもカツカツで、陸海軍の維持費とコロニー維持費で手一杯。いつまでたっても財政に余裕が出ない。
ところでトレードノードからのアガリはトレードパワーの比で配分されることはわかった。自国がどんなに膨大な貿易収益を上流ノードから流していても、下流ノードのシェアが小さければ他の国に横取りされる。ということはトレードパワーの占有率が50%しかないセビリヤに転送せずに、独占状態にあるカリブで直接回収するほうがもうけが大きいのではないか?
実際試してみたらほどその通りだった。首都があるセビリヤノードでも、カリブでも、回収時につくボーナスが同じ率(*)なのが大きい。首都が存在するノードではボーナス補正がさらに+100%くらいつくなら、なんとかして首都ノードまで転送するほうが儲けが大きくなることも有りうる(しそのほうが面白いと思う)が、そうなっていない。なので下流ノードがほぼ独占状態でない限りは、転送せずに各ノードで回収するほうが儲かるっぽい。ただ直接回収するためにはそのノードにコアプロヴィンスが一つ以上持っている必要がある。
(*) SS参照:この時+55% (Merchant present から Fast Negotiation までの三項目の合計値)
これを植民地プレイに活かすなら、シェア50%程度のノードを数珠つなぎに持つよりも、象牙海岸やカリブのような(複数の上流を持つ)ノードを独占状態にして、そこへ上流から少しずつでいいので収益を転送して回収するのが良いということではないかな。その点では、独占はしやすいが上流ノードが一つしかない喜望峰などはあまり美味しくないかもしれない。