原文とSS
かなり気合の入ったインタビュー。まだまだ続きます。
他に封建領主ができなくて共和国ができることはありますか?
かなり大きな違いが幾つかあります。共和国プレイの中心は、城と領土拡張よりもむしろ、都市と資産の蓄積です。共和制貴族は交易所を沿岸プロヴィンスに建てることができます。それは莫大な財産を彼らにもたらします(そして地元の領主にもちょっとは)。それからもちろん、いつもどおり征服を通して拡張できます。封建領主と結婚によって同盟を結ぶこともできます。しかしこのふたつのタイプの勢力間での領地継承は禁止されています。たとえば女伯爵と結婚した場合、長男はあなたのあとに首長になるかも知れません。その場合、次男はあなたの妻から伯爵領を受け継ぐ、という具合です。
共和国と封臣の関係はどうなりますか?共和国が封建領主を征服するとどうなりますか?
本質的な違いは何もありません。共和国が封建領主の家臣で有り得るように、封建領主は共和国の家臣であることが可能です。でも5つの主要な家系は共和国の中で特別な役割を果たします。交易を競い、ドージェに選ばれようとします。
新しい交易システムは共和国独自のものですか、それともだれでも利用できますか?
新しい交易システムは完全に共和国だけのものです。共和制貴族だけが交易所を建てられ、所有できます。でも交易所はプロヴィンス内のすべての都市の富を増加させますから、封建領主はその恩恵に預かります。封建領主(ともちろん対立する共和国)は共和国を通商停止にして、交易所を破壊し、臨時の収入を得られます(それに異端の共和国だったら信仰値も)。
例えばデンマーク王国と共存したハンザ同盟のようなものをどう扱っていますか?彼らは臣下とみなされるのでしょうか?重なりあう領地において封建領主とどう作用し合いますか?
ハンザ同盟は神聖ローマ帝国の臣下の共和国として扱われています。それは都市から成り立っており、加盟都市のいくつかはふつうの封建国の中に存在します。そして少なくとも一つが州の首都になります(通常はリューベック)。小さな都市を領有し、交易所を建てます。わざわざプロヴィンス全体を征服するのは新しい交易所建設のコストを減じる必要があるとか、たまたま幸運に恵まれた時くらいです。共和国はそのようにして繁栄していくでしょう。ところでハンザ同盟ですが、1066年には存在せず、特別イベントで出現します。
交易をコントロールすることでどんな利益がありますか?通商路はどのように守るのでしょうか?ついに海戦を見られるということですか?
交易所はふつうの集落(都市、城、教会)と同じかんじです。でもそれは自分の領土だけでなく、すべての沿岸のプロヴィンスに建てることができます(領地からの距離によって建設コストは増大しますが)。
プロヴィンス一つあたり交易所は一つだけです。より大きなトレードゾーン(連結された交易所と海から成るエリア)はより大きな資産を生み出します。だからあなたは交易所のつながりを維持し、海域の周りの多数の港の交易所を持ち続けようとするでしょうね。もし交易所を奪うか破壊したいと考えたら、まず戦争で勝たねばなりません。ですが同じ共和国の貴族なら、プロットによって奪い合うこともできます。交易所は様々な建物によってアップグレードできます。それによって例えば直属軍の最大サイズを拡張することもできます。海戦はまだありません。まだCK2にうまくマッチしないのではと思っています。