CK2,ver2.6あたりの話

しばらく遊んでいて気付いた小ネタのつづき。v2.6変更かどうかはチェックしていません。

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  • 宮廷(court)タブで宮臣を選択したとき、下ウィンドウのフォーカスが宮廷タブから移動しなくなった。このおかげで宮臣が結婚しているかどうかを調べたいとき、順繰りにざっと見ていくことが可能になりました。

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  • 捕虜の扱いについて。拷問する、地下牢に放り込む、自宅監禁するというのは以前からありましたが、侮辱する、非難する詩を作る、体を切断するなどの新しいコマンドもできています。この一部はたぶんもている特性によるもの。また捕虜をリクルートするコマンドもここでした(ディシジョンではなく)。

そのほか

  • 市民を対象にした戦時徴用が可能になった(ただし100D)。いままでは戦費が足りなくなったらユダヤ人商人から借りるしかありませんでした。
  • 期限付きのオピニオンは、時間が経過するごとに効果が減ってゆく。期限が来てとつぜんゼロになるわけではないようです。
  • 代替わりしたとき、先代に対するオピニオンが後継者に対しても一部継承される。従来は非常に忠実な家臣であっても、代替わりしたとたんすべてのオピニオン効果がリセットされるというドライな仕様でした。これからは先代に対して恩義(あるいは恨み)を感じていれば、その気持ちが後継者にたいするオピニオンに反映されるということです。
  • AI君主が自分の親族を領主に封じまくってあたり一面同じ一族ばかりになる傾向が軽減された模様。まったく行わないわけではないので君主の性格にもよるのかも。
  • 体感だけど他国の人物を招へいするコマンドのハードルがだいぶ下がっているような。

というわけで今まで納得のいかなかった部分もかなり改善されています。イベントも人物のパーソナルな面にフォーカスしたものが増えていますね。ただ子供の関心ごとを逐一設定するのは不自然だし面倒なのは変わらず。

Reaper’s Dueのつづき

つづきです。DLCで増えた要素とv2.6で増えた要素をあまり区別してません。

まず犬が飼えます。ただし一連のイベントがあって、サブmodifierとして追加されるくらいで思ったほど感動的ではないです。あとなぜか家臣としてうまが登場してました。犬もこのポジションで登場すればよかったのでは…

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  • オピニオンのうち時限でつくもの、たとえば宣戦したとか、服従させたとかいったものは、いつまでその効果が続くかがひと目でわかるようになりました。
  • オートセーブの間隔に50年、100年といった超長期が追加されています。ただしオートセーブ数は変わらず。このあたりはv2.6での変更ですね。
  • ゲーム開始時にゲームルールを設定できるようになっています。主だった変更点は、超自然的イベントのオンオフ、女性の扱い(デフォルト/史実的/完全平等)、モンゴル侵攻のタイミング、De jureな王国領の吸収までの時間(吸収しない設定も可)、文化の融合や拡散タイミング、異宗教間の結婚のオンオフ、農民反乱のオンオフ等々。一部の設定は変えるとアチーブメントが無効になります。君主だけやたら子供ができやすい偏りをオフにすることはできないようでした。またアドベンチャラーの設定は変更できますが、コンクワラーによってまるまる一王国が乗っ取られるのは変更できなさそう。
  • まだ試していないんですが、囚人を登用するためのディシジョンができたとか何とか。

というわけでひとまずここまで。

Reaper’s Due

先月末に、もう第何弾になるのかわからない新DLCが来ていました。開発日誌は流し見くらいしかフォローしていなかったので、プレイして気づいたところだけ。

今回のフォーカスは病気ですね。まず宮廷医という新ポジションが登場しています。就任できる条件は学習値が15以上などやや高い。10世紀ころの医者なので治療は雑です。無理やり足を切断されるイベントが起きました。でもいないよりはましな模様。なおこの直後に手術が原因で死亡しました。

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上のmodifierは一本足(one-leged)という新しいもので、他に一本腕、隻眼もありました。隻眼になるとポートレートに修飾がつきます。両目を潰された全盲状態のあつかいは以前通り。もうひとつポートレートの修飾があるのは「相貌を損なった」(Disfigured)状態。

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病気関連のmodifierはかなり増えていました。以前は(一般的な)病気のほか、天然痘、梅毒、肺炎などがありましたが、らい病、がん、赤痢、食中毒などが追加されています。また吐き気、頭痛、下痢といった症状のmodifierもあります。こまかい症状イベントが増えたぶん、イベントウィンドウの開閉がますます面倒ですね。

バランス的には病死率が増えた印象(全体的な死亡率と、死因としての病死の割合両方)。一家がごっそり病死している状態も珍しくないです。このバランスは悪くないです。60,70まで生きるキャラがだいぶ多かったですから。ただ若年キャラにもがん死が多いのは不自然じゃないかな。

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従来は怪我も病気もランダムに治るのを待つだけだったのに、多少対処する手段ができたのは楽しいかな。わざわざDLCで扱うことかというと微妙な気もしますが。イベントの対象になるのはほぼ自分自身の病気だけで、家臣や家族がらみではほとんど起きないようです。

病気以外の要素は次回に続く。